AT A GLANCE / この記事の結論

見た目の古さだけでは、全面刷新の根拠になりません。

課題に応じて「既存サイトの改善」「部分的な改修」「全面リニューアル」を選びましょう。まず7項目を確認し、問題がどこにあるのかを整理することから始めます。

01 / THE CHOICES

はじめに、3つの選択肢を知る

ホームページを良くする方法は、全面リニューアルだけではありません。現状を確かめる前に発注範囲を決めると、変える必要のない部分まで作り直すことになりかねません。

A

今あるサイトを改善する

問い合わせフォーム、導線、文章、写真、SEO、計測を個別に直す。

B

必要な部分を改修する

サービスページ、メニュー、一部テンプレートなどを再設計する。

C

全面的にリニューアルする

事業の変化とサイト構造・技術基盤の制約が重なる場合に全体を組み直す。

02 / THE CHECKLIST

7つの項目で、自社サイトを点検する

各項目に、現在の状況を選んでください。この診断は点数で結論を出すものではありません。「不明」を残すことも大切な判断材料です。

INTERACTIVE WORKSHEET

サイト改善チェックシート

0 / 7
01事業内容とサイトが一致しているか

主力サービス、対象顧客、強みは、現在の事業内容と合っていますか。

02必要な情報にたどり着けるか

初めて訪れた人は、サービス内容や問い合わせ先を見つけられますか。

03情報を継続的に更新できるか

担当者と更新方法が決まっており、古い情報が放置されていませんか。

04問い合わせや成果を把握できるか

フォームの動作を試し、問い合わせ件数と計測結果を照合できますか。

05検索からの集客状況がわかるか

Search Consoleなどで表示回数・クリック数・流入ページを確認できますか。

06スマートフォンでも使いやすいか

文字の読みやすさ、ボタンの押しやすさ、フォーム操作を実機で確認しましたか。

07安全に保守・拡張できるか

CMS・サーバーの更新状況、バックアップ、管理権限、復元方法を把握していますか。

状況を整理してから、改善方法を決めましょう。

回答すると、確認が必要な項目をここに整理します。

入力はこの画面上だけで処理し、外部に送信・保存しません。

03 / HOW TO DECIDE

改善か、部分改修か、全面刷新か

大切なのは「大きな問題」の数より、原因と範囲です。計測していないだけなら計測設定から始められます。一方、事業の再編にサイト構造が追いつかず、更新基盤も維持できない場合は全体の再設計が合理的かもしれません。

急いで対処すべき問題は別です。

フォームが壊れている、重大な誤情報がある、脆弱性が疑われる場合などは、リニューアルの判断を待たずに必要な対処をしてください。

04 / BEFORE YOU REDESIGN

リニューアルするときは、既存ページを守る

URL変更を伴う場合、既存の検索流入に影響が出ることがあります。URL対応表、恒久リダイレクト、内部リンク、サイトマップ、公開後の計測を準備しましょう。

Google Search Centralのサイト移転ガイド ↗も参考になります。

05 / THE TAKEAWAY

リニューアルは目的ではなく、手段です。

直せる範囲がわかれば、既存サイトの改善から始められます。逆に、構造と技術基盤が事業の足かせになっているなら、刷新する理由があります。チェックシートの結果と、事業で実現したいことを整理してみましょう。

参考情報

Google:URL変更を伴うサイト移転

Google:ユーザーを第一に考えたコンテンツ

この原稿はレビュー前の試作品です。実務上の内容、最新の公式資料、編集責任者表記を確認してから一般公開します。